知っておきたい! コンテナお役立ちコラム
 

「コンテナは、どう組み合わせて使えばいいの?」

「コンテナの長所を生かす間取りや外観は?」

「冷たい印象のコンテナでも温かみのある空間づくりはできる?」​

など、コンテナ建築の作り方やコンテナそのものついて、知っておくと便利な情報、アイデアのヒントになる情報などをまとめました。
ご自分の建てたいもののプランニングにお役立てください。
ここにない場合は、「お問い合わせフォーム」やお電話でお気軽に
お問い合わせください。

なお、情報は随時更新していく予定ですので、ご確認ください。

 

コンテナモジュールとは

写真は40フィートコンテナ

コンテナ建築は「モジュール建築」の一つです。
「モジュール」とは設計する上で基準となる基本寸法のこと。
コンテナ建築では、規格化した部材(=コンテナ)を工場で生産し、現地で組み立てるのですが、その基本となるコンテナモジュールのサイズは40フィート、20フィート、 10フィートの3種類。これを長辺とする箱をベースに建物をデザイン、設計していきます。

ただし、40フィート以内であれば、長さのみ特注で変更することができます。詳しくはお問い合わせください。

 

コンテナの特徴を生かす外観&間取りのアイデア例

コンテナで周りを囲み、
内部にテラスガーデンを設けた一例

3 タイプの箱の活用の仕方はあなた次第。自由な発想で並べたり重ねたりすれば、思いのほかおもしろい形状ができあがります。
また、コンテナならではの特徴を生かしてデザインに取り込めば、ユニークで存在感のある建物を作ることができます。
以下、いくつかのアイデアをご紹介します。

アイデア1/プライベート重視の空間を作りたい

コンテナ3台をコの字型にレイアウト。外側は窓などのないクローズ状態にし、内側に開口部を作れば、外部からの視線が気にならないプライベートな空間ができあがります。コンテナに囲まれた空間は、ガーデンスペースとして利用できます。

アイデア2/とにかく広い空間がほしい

複数のコンテナを並べ、間の壁を抜けば広々とした空間を作ることができます。建築用コンテナは強度が高いため、壁面に大きな開口部を設けても構造上、問題ありません。

アイデア3/2階建、3階建もOK

柱と梁で支えるラーメン構造のコンテナは強度が高く、積み重ねてもOK。2階建て、3階建てはもちろん、構造計算を正しく行えば、高層階も可能です。

アイデア4/少ないコンテナで広い空間作りを

両サイドに2台のコンテナを配置し、間に梁を入れて屋根をつければ、中心に広い空間を作ることができます。

アイデア5/小屋感覚のタイニーハウス

用途によっては、コンテナ1台でも十分なスペースが確保できます。ガレージハウス、音楽スタジオ、アトリエなど、秘密基地のような趣味の部屋にコンテナは最適です。
10㎡以内ならば建築確認申請も必要ありません。

アイデア6/波型パネルの生かし方

コンテナの特徴は、鋼板が持つ質感と波型形状のコルゲートパネル。外壁としてはもちろん、内装にも生かすデザインを施せば、それだけで個性や存在感を発揮するユニークな建物になります。

 

コンテナで温かみのある空間をどう作る?

壁板にエイジング塗装を施し、
ビーチハウス風に仕上げた例

コンテナとはいえ、考え方は通常の建築物と同じ。床、壁、天井に内装材を張り、塗装などを施すことでお好みのテイストに仕上げることができます。例えば、内装材に木材を使い、ラスティック塗装を施せば、ビーチハウスやサーファーズハウスに、木目を生かして仕上げれば、山小屋風にもなります。
また、外壁には木質材や一般的なサイディング材、タイルなどを張ることもできます。

中古の海上輸送用コンテナは使えない?

現在、中古コンテナを使って建物を
作るにはそれなりの対応が必要

かつて、建築物に中古コンテナを使うことができる時期もありました。しかし、現在は建築用の新造コンテナでなければ使用することができません。というのも、建築用の材料には日本工業規格(JIS)に該当するものを使用することが建築基準法によって定められていますが、海上輸送用コンテナにはJIS鋼材が使われていないため、建築物として活用する場合は違法となるからです。
また、海上輸送用コンテナは壁構造であるため、ドアや窓を作る場合、壁に開口部を開けると極端に強度が低くなり、そのままでは建築基準法をクリアすることができません。
構造計算を確実にするため、JIS鋼材で補強するなど適切な構造体にすれば利用も可能ですが、追加材料や溶接作業などにコストがかかるため、おすすめできません。

 

ウッドショックに負けない。今こそコンテナ建築に注目!?

世界的な新築建築ブームで
価格が高騰しているという木材

ここ数ヶ月のうちに耳にするようになった「ウッドショック」という言葉。アメリカの新築住宅ブームに端を発し、木材の輸入量が減り、木材価格は2021年3月以降、半年で約1.5倍に高騰しています。

その理由は、新型コロナの状況下でリモートワークなどによる在宅が増え、世界的に新築住宅ブームが起きていることにあるといわれています。特にリモートワーク先進国のアメリカでは住宅需要が急激に高まり、自国内の消費のために輸出制限を実施。また、コロナ後の景気が回復しつつある中国でも木材の需要が増加し、世界中の木材が中国に集中しているおかげで、価格が上昇しているといわれます。

一方、日本の国産材の自給率は4割程度で、必要な木材の6割を輸入に頼っているのが現状です。この「ウッドショック」のなかで、木材不足のために一時、工事の中断や工期の延期をせざるを得ない現場も出ているといいます。
木材価格の高騰はもうしばらく続くとの見方があるなか、今後の住宅建築やリフォームの動向はどうなっていくのか、気になるところです。

その点、構造材に鉄骨を使用する建造物は影響を受けにくく、実際、大手住宅メーカーでも鉄骨住宅の企画販売は活況のようです。今後、コンテナを含めた鉄骨構造の建築物は注目を集めそうです。

※2021年8月の情報ですので、ご注意ください。

もっとお知りになりたい方は

「コンテナお役立ちコラム」には、今後もさまざまな情報を随時更新していく予定です。
現状でこちらに記載のない情報、もっと詳しくお知りになりたい情報に関しては、お問い合わせフォームあるいは
お電話でお問い合わせください。

コンテナ建築に精通した担当者より、可能なかぎり回答させていただきます。

 

 

お問合せ・ご相談はこちら

お問合せ・ご相談は、お電話またはフォームにて受付しております。また、オンラインでの打ち合わせにも対応しています。お気軽にご連絡ください。

お電話でのお問合せはこちら

086-441-9824
受付時間
9:30~18:00
定休日
土曜・日曜・祝日

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・ご相談

086-441-9824

フォームでのお問合せは24時間受け付けております。また、オンラインでの打ち合わせにも対応しています。お気軽にご相談ください。

アクセス

住所

〒710-0014
岡山県倉敷市黒崎70-1 サニーサイドテラス103
JR倉敷駅から車で10分

受付時間

9:30~18:00
フォームでのお問合せは24時間受け付けております。

定休日

土曜・日曜・祝日

コンテナお役立ちコラムの
ご案内

おすすめコンテンツ
お役立ち情報をご提供しています。ぜひご一読ください。